現在の日本は「ゼロ金利政策」が物語るように銀行や郵便局にただ貯金をしておくだけではほんの少しの利子しか付かず、劇的には増えてはくれません。投資には、外国為替証拠金取引(FX)の他にも株や不動産投資信託などの様々なものが存在します。では、昨今なぜFXがひそかに注目されているのでしょうか。低迷を続けている(きた)日本経済ですが、近いうちに日本は破綻するという人もいます。そのとき、円の価値はゼロに近くなり通貨危機が起こることが考えられるため、資産形成を外貨で行うべきだという声があるからでしょうか。または、ペイオフが全面解禁されたことによって、自己責任で自らの資産を守らなくてはならない時代になったからでしょうか。確かに以上の意見も最もかもしれません。しかしながら、もっと身近な理由も考えられます。例えば、売りからも買いからも取引に参加できるためにチャンスが多いことや、あるいは、土日を除く24時間の取引が可能というところではないかと思います。日中に働くサラリーマンでも、帰宅後に売買が可能ですからね。外貨預金の場合を考えますと、「中途解約は不可」という場合もありますが、FXでは、シドニー、東京、ロンドン、ニューヨーク市場と世界のどこかの市場で売買が常に行われているため、いつでも自宅のパソコンから「自分の意思」で決済できることも魅力といえるかと思います。そして、元手の何十倍、何百倍の取引が可能ということから、大きな利益を上げることも可能というところにも魅力があると思います。あと、「スワップ金利」も最大級の魅力です。FXでポンド(GBP/JPY)を買うとスワップがたくさんつく。というのは本当か?ポンド円を買った時のスワップポイントは1日、1万通貨単位あたり258円。ドル円は66円、豪ドル円は180円。(いずれもセントラル短資FXの先週末時点のデータより)ポンド258円、米ドル66円、豪ドル180円・・・と、このように並べてみますと、ポンドが際立って高く見えます。しかし、こうした比較の仕方は正しくありません。なぜならば、投資額がそれぞれ異なるからです。1万ポンド=207万円。1万米ドル=105万円。1万豪ドル=98万円。よって、それぞれを年率換算しますと、ポンドは、258円×365日÷207万円=4.5%。米ドルは、66円×365日÷105万円=2.3%。豪ドルは、180円×365日÷98万円=6.7%。と、このように、1位豪ドル6.7%、2位ポンド4.5%、3位米ドル2.3% であることがわかります。スワップポイントは金額ではなく率に換算して比較・検討するようにしてください。ポンドは値動きが激しい。というのは本当か?これも結論から申し上げますとウソです。「ポンドはリスクが高い」というのは、FXで蔓延している誤解のひとつです。本当にリスクが高いか低いかを比較検討するには、『FXカレンダー』のデータ集に掲載してあるデータ数値と、『ガイドブック』でその数値の使い方・考え方・計算の仕方をマスターしてください。本気でFXで資産を増やしたいならば、以上のように外国為替市場をイメージではなく、数値で正確に把握することが不可欠です。